ire0014のブログ

IT、自己啓発、ゲーム関連の事を書きます。

一瞬で大切なことを伝える技術

概要

口頭で連絡する時に、どうもまとまりがなくダラダラと説明してしまう気がするので、改善できないかと思い、三谷宏治さんの『一瞬で大切なことを伝える技術(理論的な人になれる世界一シンプルな思考法)』書籍を購入して読んだので、その感想を書きます。

感想

要するに論理的な思考ができていなくて、思った事を次々と話しているからダメなんだろうということで、ロジカルシンキングの本を読もうかなと思って本屋さんに行ったところ、ロジカルシンキングしてから伝えるという感じのちょうどやりたい事をテーマにしていた本があったので買いました。
・「伝える」とは?
・はっきりさせる
・相手に伝える
・相手を理解する
・会話・議論する
・ほめる・つなぐ
という章にわかれていて、それぞれ漫画や図解も多く、また簡単なディスカッション課題とその回答例もついていて臨場感がある感じで読み進められます。
「相手にとってダイジなところで、きちんと差があるかどうかを考える。その前提として、各々の主張(塊)が曖昧でないかを気をつける」
というのが主張だと思います。言いたい事の理由や原因といった話を構成するパーツ(塊)と、それぞれのつながりを曖昧にしないというのはなんとなくロジカルシンキングな話かなと思っていたのですが、相手にとって大事なところかどうかという点はとても勉強になりました。本の中では「重要思考」と表現されています。
私はどちらかというと相手の良いところを褒めるタイプの人だと思っていたのです。まぁ良くないところや改善点を指摘するより楽ですよね。でもただ良いなと思ったところを褒めているだけでした。つまり自分が大事だと思うポイントが良くできているから褒めていました。でもそうじゃなくて、相手は何を大事だと思っているかをちゃんと理解して、その大事だと思っているポイントが、どういう風に他と差があったから私は良いと思った、という事を伝えるべきなんだと気づきました。ちょっと直感的に褒めていなくていやな感じもしますが、褒めることに限らず、相手が大事だと思っているところを突くというのは、ビジネスや取引の場面では重要なのかもしれませんね。空気読めない方だからなぁ・・・相手が大事だと思っているところがわかるようになるための本とかあったら読んでみようと思います。